私が「ビーグルと暮らす家づくり」のブログを書く理由〜忘れられない想い出と学び〜

こんにちわ〜スミッツで〜す
今日は少しだけ、私の“原点”についてお話しさせてください。
正直、このブログ記事には「役立つノウハウ」はありません。
でも、今このサイトを読んでくださっているあなたに、僕がなぜ【ビーグルと暮らす家づくり】というテーマで発信しているのかを、知っていただけたらと思っています。
小さな頃、僕の家にやってきた兄弟犬

僕が小学1年生の頃、家の縁の下に2匹の野良犬が迷い込んできました。
何度追い払っても、朝になるとまた戻ってくる。
不思議と、家族の誰もがその様子を放っておけなかったのです。
やがて僕の家族は、2匹を迎え入れる決断をします。
端正な顔立ちの兄犬を「りょう」、かわいらしい黒ぶちの弟犬を「ブチ」と名付けました。
りょうは食いしん坊で、ブチは少し控えめな性格。
子どもだった僕はそんな彼らをまるで兄弟のように思い、大切に育てていました。
僕の過ち、そして大切な命を失った日
ある日、小学生の僕は2匹を連れて散歩に出かけました。けれど、不意にリードが手から離れてしまい、りょうが逃げてしまったのです。
家族総出で探したものの見つからず…。
夜が明けた朝、泥だらけになったりょうが小屋の前にいた時の安心感、今でも鮮明に覚えています。
でも、その出来事が悲劇を招いてしまいます。
後日、ご近所の方から「あなたの犬にうちの犬が噛まれた」と連絡が入ったのです。
その日、りょうが逃げた日と一致していました。
家族は責任を感じ、話し合った末に、りょうを保健所へ連れていく決断を下しました。
当時の僕は真実を知らされておらず、「また逃げてしまったんだよ」とだけ聞かされました。
でも、数年後に真実を知り、胸が張り裂けそうになりました。
りょうを失ったこと、僕の不注意が原因だったかもしれないこと、自分の無力さ、全部が悔しくてたまりませんでした。
ブチの最期、そして再び出会った命

りょうを失ってから、残されたブチは少し元気がなくなりました。
以前はじゃれ合ったり、散歩中にぴょんぴょん飛び跳ねたりしていたのに、どこか物静かで、寂しげな様子が続いたのを覚えています。
でも、それでも僕たち家族は、ブチを本当に大切にしました。
りょうの分まで、という気持ちもあったのでしょう。
ご飯の時間、お散歩の時間、撫でる時間、すべてが特別な時間でした。
そして月日は流れ、ブチは僕が中学2年の春に、静かに息を引き取りました。
その日、僕はただ立ち尽くして、涙が止まりませんでした。
14歳の少年が、人目もはばからず泣くほど、深い悲しみでした。
「ありがとう」と、何度も何度もブチの名前を呼びました。
「ごめんね」とも。
命の大切さ。
一緒に過ごす時間の尊さ。
そして、何気ない毎日の中にある小さな幸せ。
ブチとの別れは、僕の中に大きな感情の波を残し、その後の人生観にも影響を与えました。
それからしばらく、我が家には犬はいませんでした。
もうあんな悲しい別れを経験したくない、そんな気持ちが家族にもあったのだと思います。
でも数年後、ある日父が知人から小さなビーグルの子犬を連れて帰ってきました。
それが、現在の愛犬「マル」です。
ころころと転がるように歩き、こちらを見上げてしっぽを振るマル。
その愛らしさに、家族全員がすぐに心を奪われました。
マルは、りょうともブチとも違う存在で、でもどこか2匹の面影も持っているような気がして…。
まるで、もう一度「犬と生きる時間」を与えてくれたような、不思議な気持ちになりました。
新しい愛犬と新築の家に住むことになったのですが・・・
その同時期に私は結婚をし新しい家族と新しい家に住むことを決心します。
「夢のマイホーム」
ってやつです。
私は建築を少しかじっていたこともあり、その時流行りの自由設計の家というキャッチコピーに惹かれ購入を決意します。
人生で一度きりの買い物・・・工務店の設計士さんと張り切って家づくりをやっていたのですが、けっこう苦労することになります。
そんな時マルと一緒に新築の家に住むことになったのですが──
正直、その家づくりで“マルのこと”をきちんと考えてはいなかったんです。
忙しさや、家づくりへの疲れもあったと思います。
「とりあえず住めればいい」そんなふうに妥協してしまった。
そして結果的に、犬にとっては住みにくい家になってしまったのです。
さらに息子に犬アレルギーがあることがわかり、マルは今、実家で暮らしています。
愛犬との時間を、自分の家で過ごせない──その現実に直面したとき、
あの時「ちゃんと考えておけばよかった」と、深く後悔しました。
このブログに込めた想い
「ビーグルと暮らす家づくり」というテーマには、ただの“便利情報”ではない、僕自身の強い想いが込められています。
りょうとの別れ、ブチの旅立ち、そしてマルとの暮らし。
その中で感じたのは、犬と人は同じ「家族」だということ。
そして、家は人だけでなく、ペットにとっても「生きる場所」であるべきだということでした。
僕は建築の仕事をしていたこともあり、家づくりの知識があります。
だからこそ、かつての自分のように、「家づくりは自分たち中心でいいや」と考えてしまう人を少しでも減らしたい。
たった1枚のフローリング材を変えるだけで、ビーグルの足腰の負担が軽くなることがあります。
ほんの少し段差をなくすだけで、シニア犬の生活がぐんと楽になることもあります。
その小さな「気づき」を、多くの人に知ってもらいたい。
そして、大切な愛犬と、もっと笑顔で暮らせる家を一緒に考えてほしい。
僕のブログは、そんな気持ちから生まれました。
悲しい出来事も、つらい思い出も、すべては今このブログを書く“理由”となってくれています。
りょうやブチがいたから、今の自分がいる。
そして、マルと過ごす時間が、さらにその想いを強くしてくれました。
このブログを通じて、ひとつでも多くの「後悔しない家づくり」と「幸せな犬との暮らし」が生まれることを、心から願っています。
おわりに
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。
誰かのためになる文章ではないかもしれません。
でも、これは僕にとって大切な“はじまり”の物語です。
「ビーグルと幸せに暮らす家」を一緒に考えてくださるあなたに、心からの感謝を込めて。
このブログを通じて、たくさんのワンちゃんとそのご家族が、笑顔で暮らせますように。
🐾「犬と暮らす幸せ」をもっと多くの命へ——
このブログでは、保護犬の未来を応援する【ピースワンコ・ジャパン】の活動を応援しています。
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