【愛犬と暮らす家づくり】行動・しぐさからわかる愛犬の気持ちを徹底解説1
- 愛犬がホントに幸せだったり、心地いいと思っていないかも
- 愛犬のためにしてあげてることが実は迷惑だとしたら・・・
- 自分は愛犬の気持ちを理解できているのかな?
こんにちは〜スミッツで〜す。
あなたは愛犬のことがホントにわかっていますか?
愛犬のためにしてあげようとする思いはホントにすばらしいことだと思います。
しかし、それが反対に迷惑だとしたら悲しいですよね。
良かれと思ってしてあげたのに・・・。
誰もしあわせになってない。トホホ(泣)
家づくりにおいて、犬の習性をよく理解していないと何もできませんよね。
ここでは、しっかり犬の習性について学んで愛犬のためにいい家づくりをしてあげましょう。
簡単に自己紹介
愛犬の習性?
そんなことはgoogleさんに聞けばすぐわかるよ!
と言いたいあなた
他のサイトに行くのはちょっとまってください。
犬の習性だけではつまらない。
そうでよね。
なので、ここでは犬の習性を学んでもらった後で、私なりの見解と、あなたへのアクションプランをお教えします。
なので、愛犬がかわいくてしょうがないあなたには必ずメリットがあります。
ここで解説している犬の習性については、本やネットで調べた内容ですので、あなたも知識として知っているところが多くあるはずです。
お急ぎの方なら先読みしてもらってかまいません。
僕なりの見解とあなたへのアクションプランだけでもわかる内容となっていますのでぜひ、読んでいってください。
では、さっそくいってみましょう。
犬の習性
犬の習性を知る上で知っておかなくてはいけないのは以下の4つです。
- 犬のルーツ
- 犬の順位性
- 野生だった頃の暮らし
- 人との繋がり
順にお伝えします。
犬のルーツ
動物学的に犬と猫の祖先は同じ生き物だったそうです。
そこから住む環境によって犬と猫という別々の生き物として枝分かれしていきます。
広い草原を住む環境に選んだものは犬に。
森やジャングルを住む環境に選んだものは猫に。
犬は広い草原で獲物を捉えるために群れをなすように。
猫はジャングルで獲物を捉えるために個別に。
このように進化をとげてきました。
犬の順位性
犬たちは群れをなすようになったために、その群れの中で社会性がうまれました。
そこではリーダーやリーダーを助けるもの、子育て役や狩りをするものといった役割分担があり、そこから犬の順位制がうまれたと考えられています。
犬の順位制というのは、群れをなす犬たちはそこに階級をつくり、リーダーである上の位の犬と、その下に仕える犬とで順位をつけていることです。
私たちも愛犬を飼っている時に、経験や耳にしたことがありますよね。
- 犬はいうことをきかないよね
- 一緒に暮らしている子供に噛みついた!?
- 犬の方がえらいと思っているんじゃない?
このようなことは、犬の順位制という習性がそなわっていて、それが原因だったりすんるです。
犬たちは、自分がこの群れのリーダーだと思っているために起こした行動かもしれません。
このように犬たちは群れをなすことで順位性という社会をつくって暮らす動物です。
野生だった頃の犬の暮らし
犬たちは広い草原で暮らしていたため、自分たちのナワバリ(自分たちの生活のために行動する範囲)を持つようになります。
ナワバリ意識が強いため、他犬同士で争うこともありますが、遠吠えをして互い位置を確認しあい、無駄な争いを避けるようにコミュニケーションもとりあいます。
住まいとしては地面に穴を掘ってその中で暮らしていました。
お腹がすいた時は、群れで狩りをし、とった獲物は家族でわけあたえ、仲間意識の強い動物として存在していたのです。
人との繋がり
ある時からそんな犬たちの社会性や賢さを利用して人々に飼われるようになります。
人は犬達を仕事の仲間として認め、犬たちは人と暮らすことにより、安全と確かな食料にありつけることでお互いに共存していくようになります。
古代には既にペットとして飼われていることもわかっていますが、主に番犬や狩猟犬、牧羊犬として活躍していき、様々な犬種が誕生していきます。
近代になると、犬は主としてペットとして飼われていきますが、警察犬や盲導犬、ドッグセラピーといった犬の特性を活かして様々な場面で私たちに貢献してくれています。
犬の習性まとめ
少し長くなってしまったので、まとめます。
- 犬と猫はもともと同じ動物で広い草原で群れを成したのが「犬」、森の中で単独になったのが「猫」
- 群れをなした犬達は社会性を持つために、順位性という習性を身につけた
- ナワバリを意識するようになり互いにコミュニケーションを取るようになった
- 住まいは草原に穴を掘ってその中で暮らした
- 近代になると人に飼われるようになり、様々な犬種が生まれた
- 犬種によっても様々な特徴がある
スミッツ的見解
私が長年愛犬と暮らして思うこととしては
- 赤ちゃんを育てている感覚
- 敏感に感情を感じ取る
- 空気を読む力がある
- 閉じ込められるとストレスを感じる
あなたも感じていると思いますが、赤ちゃんや子供と接している時の感覚に似ているなーと思います。
成犬になってもその感覚が変わらないので、ずっと甘えん坊の子供、大型犬ならば大きな赤ちゃんを育てているように感じるのではないでしょうか?
また、次の事例を聞いた事はないでしょうか?
親がけんかしているとき、ストレスが溜まっているとき、子供も他の子供とけんかしたり、学校で問題行動したりする。
私は心理学的なことは分かりませんが、そのようなことが飼い主と愛犬の間にもあると思っています。
例えば、自分がイライラしたり、悲しく思っている時、愛犬も怒っていたり、悲しそうに近寄って来てくれたりする事。
ありますよね!?
実は愛犬の方がより敏感に感情を感じ取っているように思います。
子供は心配かけまいと隠したり、うそを言ったりしますが、愛犬にはありません。
さらに言葉が伝えられない分表情やしぐさで伝えようとしてくれます。
その繋がりが主人の感情を読みとることの向上になり、本能的に群れの(家族の)感情の安定をもたらせるような行動をすると私は思っています。
わかりやすく言うと空気をよむ力が「犬」にはあるってことです。
また、うちの愛犬に限ったことではないと思いますが、ゲージや囲いに入れられることを極端に嫌がります。
閉じ込められた気持ちになるからです。
ある時、畑に囲いをつくり、小さなドックランと外休憩するところをDIYしたのですが、入れた瞬間から非常に怒ったことがありました。
私は、すごく喜んでもらえると思っていましたし、できばえも悪くなく、コストと時間もかけたので、けっこうショックでした。
なので、「犬」という動物は
「閉じ込められた!」=「行動を制限された」
という感覚があると、ストレスを感じるのだとわかりました。
まとめ
- 犬は群れで行動し、社会性のある動物である
- 犬は人の家族の一員だと思っている
- リーダーのために働くことに喜びを感じる
- 野生だった頃の本能を持ち合わせている
- 野生の頃は地面に穴を掘り、その中で生活していた
- 狭く暗いところが落ち着く
- 本能的に穴掘りや遠吠えをしてしまう
- 人の感情を素早く察知する
- 感情を敏感に感じ取る
- 空気を読む力がある
- 行動を制限されるとストレスを感じる
あなたへのアクションプラン
- 愛犬とは家の中で一緒に暮らす
- 愛犬の場所は、少し狭く、薄暗いところにつくる
- 愛犬の場所を柵などで囲わない
- 居場所から出てきて欲しくない時にはリードを使う
- 散歩やドッグスポーツなどで運動とコミュニケーションをしっかりとる
さて、どうでしたでしょうか?
ここで伝えたのはあくまで犬の代表的な習性です。
もちろん愛犬の個々の性格によって全然行動が変わってきますので、参考までに頭の片隅にしまっておいてください。
また、犬種によっても性格が変わりますので、この説明が全てではありません。
ただ、知っておくことで【愛犬と楽しく暮らす家づくり】に大きく影響します。
というよりも、あなたの家づくりの基礎になりますから絶対に理解しておいてください。
〜愛犬のためにホントにいいことをしてあげよう〜
ではまた。