【犬と暮らす家づくり】階段と段差について安全に暮らすための工夫
- 愛犬が階段から落ちて怪我をしてしまった
- まだ、小さいのに階段に登って遊んでいて危ない
- 愛犬のために家の中を安全に住みよくしてあげたい。
こんな悩みありませんか?
前回の記事はこれから、家づくりされる方への内容で階段の名称から作り方までを解説しました。
今回の記事はすでに家づくりを終えられて、愛犬と暮らされている方へ
階段や段差を改善して安全に暮らすための記事です。
この記事を読んでいただくだけで、今まで心配だった、家の中の危険を知ることや、愛犬が安全に暮らしていくことができるようになるので安心ですよね。
家の中にすでに段差や階段があり、愛犬との暮らしに不安を抱えておられる方へ向けた記事になっています。
階段がが滑るのはすぐに改善を!!
未だに階段がフローリングの踏み板で新築してからそのままという方!
あぶないので、すぐに対策をとってください。
愛犬にとって、階段が滑るのは降りる時はもちろん、登る時でさえ、非常にあぶないです。
愛犬だけはありません。
そこに暮らす人にとっても危険です。
転んで怪我をするリスクが高すぎます。
なぜあぶないかと言うと、犬は高いところが苦手な動物です。
さらに、そこから降りるとなると、かなり勇気がいる行動です。
階段を降りることは犬にとっては命がけと言っても過言ではありません。
また、日常的に滑るところで、暮らしていると足腰を痛める犬種もいます。
特に小型犬は腰痛持ちになる子が多いので、滑らないようにしておいてください。
または,階段に近ずけないようにしておきくことをおすすめします。
百害あって一利なし💧
なので必ず改善をしておいて下さい。
滑る階段の改善方法
いくつか対策があります。
- 滑り止めのコーティング
- 滑り止めシート
- フロアタイルカーペット
滑り止め用コーティング
階段の踏み板の上に専用のコーティング剤を塗ってフローリングを守り、かつペットに合った滑りにくい床に変えてくれるというものです。
ペットが舐めても大丈夫な素材で作られているので安心です
おお❗️それは安心
デメリットとしては,コーティングは劣化してしまうので、2年に一回塗りなおさなければいけません。
少し手間ですが階段面だけですし、愛犬の怪我予防にのためと考えたら多少の手間など関係ありませんよね。
シートタイプはこちら⬇️
施工が簡単です。
滑り止めシート
人用の階段専用滑り止めシートというものがあります。
人用ですが十分機能は果たしてくれる優れものです。
価格が安いので消耗品として考えられるところがいいですね。
汚れたり、傷が着いたらすぐに取り替えられます。
デメリットととして、見た目がかっこ悪くなります。
デザイン重視で家を建てられた方にはおすすめできません。
また、クッション性はほぼないので、滑り止めに特化した商品になります。
フロアタイルカーペット
階段の踏み板の上にタイルカーペットを敷くという方法です。
カーペットですので滑りませんし、クッション性に優れているので愛犬の足腰への負担が非常に少ないです。
汚れてしまってもタイル構造ですので、汚れた部分だけを取り変えてしまえば元に戻りますので、衛生的です。
タイルカーペットは階段の踏み板全部を敷く形にしてください。
その方が見た目もいいですし、安全面でも効力を発揮してくれます。
段差がある場合はスロープを設置する
家の中には階段だけでなく、段差もありますよね。
その段差も高さが高いと危なかったり、怪我の要因となります。
段差と言うと、小上がりのタタミコーナー、ピットインリビングのように、建付けであるものから、ソファーや椅子も愛犬の居場所となることが多いので段差になります。
特に、愛犬がココが居心地がいいと決めて、自分の居場所のようにしてしまうとその度に、段差を登り降りするので、怪我や慢性的な腰痛になったりします。
そこで、私がおすすめするのが、スロープです
スロープと言うと、その段差に坂道を作ってあげて、登り降りをしやすくするためのものです。
ただ、登り降りがしやすくなる事がおすすめするポインドではなく、他にもメリットがあります。
- 遊び場になる
- 運動量が増える
遊び場になる
犬達にとってこういった登り降りできる通路は格好の遊び場になります。
無駄に登ったり降りたり…。
特に室内の小型犬は、どうしてもこのようなアトラクション的なものが少ないので、部屋の中で登ったり、降りたりすることができると楽しくなってしまうんだと思います。
運動量が増える
室内犬の小型犬は運動不足になりがちなんです。
動ける範囲が狭くなってしまわないように、色んな段差を乗り越えていくのが、犬の本能なんです。
ですから、その本能を助ける意味でも色んな場所行けるスロープがあるとどんどん進んで行けるので、運動になります。
また、遊び場のところでもふれましたが、簡単なアスレチックなので、そこで遊ぶことで運動量が増え、愛犬のストレスを軽減してくれる役目を果たしてくれるでしょう。
デメリットはないのかな⁉️
スロープをつける基準
どのようなところにスロープを設置すれば良いか?
犬種にもよりますが、私は、階段にはスロープを設置することはおすすめしません。
それは、スロープだけで建築面積が大きくなってしまうからです。
ですから、1段か、2段、上がる、または、下がるようなところです。
具体的に言うと
- 小上がりのタタミコーナー
- ピットインリビング
- 土間空間
- スキップフロア
- 愛犬の居場所になるソファー
- 庭のウッドデッキ、テラス
といったところでしょうか。
愛犬で照らし合わせて言うと
愛犬の胸より高い段差です。
この高さは通常、愛犬が両前足を揃え、後ろ足でジャンプしないといけない高さです。
この動作が足腰の弱い犬種には良くないので、その動作が日常的にならないようにスロープを設置しましょう。
また、大型犬にはあまり意味がない場合もあます。
特に小さな段差なら簡単に乗り越えられるからです。
ただし、大型犬でも、胸より高い段差の場合はスロープを設置してあげてください。
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まとめ
今回の記事では、すでに家を建てられた方で愛犬にとって階段や段差が危ないかなと悩んでおられる方に滑る階段の改善方法とスロープの設置をおすすめしました。
- 滑る階段は人にとっても愛犬にとっても危険なのですぐに改善をする
- 滑り止めコーティング、滑り止めシート、フロアタイルカーペットで改善する
- 段差にはスロープの設置をおすすめする
- 階段にはスロープの設置はおすすめしない
- スロープの設置で遊び場になり運動量が多くなる
- 愛犬胸より高い段差にはスロープを設置する
- 大型犬の場合は小さい段差ならば何もしなくても大丈夫
以上になります。
家の中でも愛犬にとってたくさんのあぶない場所があります。
それらをひとつ、ひとつ解決していくと愛犬はもちろんそこに暮らす人にとっても安全な家になります。
また、愛犬のために家の事を考えていることが何より愛犬に愛情を与えます。
それこそが、愛犬との信頼関係が深まることのひとつだと思います。
あなたと愛犬との暮らしがより豊かになる事を願っていますよ。
~愛犬を想うことこそが、絆を深くする第1歩~
では、また。